FX取引における通貨選びのコツ

世界中の通貨って数えるといったい何種類あるのでしょうか。ウィキペディアで調べてみると公式に確認されている物でおよそ170種類近くあるそうです。実際にFX取引会社で扱っている通貨は数十種類かと思われますが、それぞれ値動きにも特徴があるのをご存知でしょうか。

①高金利通貨を選ぶ時の注意

みなさんも聞いた事があるかもしれませんが、ブラジルレアル等が代表的な例であげられますが、 金利がもし10%あれば預けた資金は8年で倍になってしまいます。日本の定期預金の金利が0.1%台で10年たっても1割くらい増えるだけです。金利差って計算してみるとかなり大きく感じますよね。長期で保有するトレードスタイルの方はこの金利差を狙って金利の低い円やドルなどを売って高金利通貨を買う事でインカムゲインを得る事が出来ます。毎日の値動きは気にせずに毎日スワップ分の利益が振り込まれるのでちょっとワクワクしますよね。ただ、それ以上に値動きの方は大きいので余裕資金を口座に入れておくのを忘れない様にしましょう。

スワップ金利の利益を増やしたいと思うと、よく大きなポジションを保有してしまう傾向が初心者の方にはあるようです。私は他の人のFXブログを読んでいて5年間も掛けてコツコツと貯めたスワップ金利分の利益をリーマンショック後に10日間でその利益と全財産を失った人のブログを見た事があります。現在ではレバレッジ規制も進んであまりその様な事はないかと思いますが気をつけましょう。

②値動きの荒い通貨を選ぶ時の注意

FX取引会社で一番値動きの荒い通貨はやはりポンドです。FXをやった事がある人に聞けば10人中8人くらいはポンドだと答えるのではないでしょうか。別名、殺人通貨とも呼ばれ、デイトレーダーの間で人気を集めています。短時間で大きな値動きを狙えるので投機用通貨とも呼ばれたりしているようです。こういった値動きの荒い通貨を相手にする時、裁量取引では自分の判断時間に加えて通信環境システム応答時間等タイムラグがある為、自動売買システムを使ってサーバー上で高速に取引してもらう手法も人気の様です。

大きな経済指標の発表時等はスプレッドが拡大しますので、利益が出る方に動いてくれれば良いですが反対に動いた時は大きなダメージを負ってしまう時があるので気をつけなければなりません。素早い利食いや損切りを実行する為にはそういった通信環境等のトラブルもリスク管理として求められてしまうので、上手に自動売買システムを使ってみると言う事も選択肢の一つとして考えてみてくださいね。

今回は通貨選びについて大きく2つに分けてご紹介しましたが、他にも色々な特徴を持った通貨がありますので、ぜひご自身でも少し調べてみると面白いと思いますよ。

 

基礎

基軸通貨アメリカドルの役割

みなさんは基軸通貨という言葉をご存知でしょうか、FX取引においても重要な存在である事は間違いありません。基軸通貨とは世界中の国々が経済活動をするにあたり、共通の通貨を使って決済する事で貿易などをスムーズに行う事ができる便利な物なのです。この基軸通貨は現在ではアメリカドルですが第一次世界大戦以前はポンドでした。これはイギリスが世界中に植民地を持っていた時に貿易に使われていた事から基軸通貨として使われるようになったと言われています。

アメリカドル

私達がFX取引に使っている様々な通貨も一見直接通貨同士を売り買いしている様に見えますが、アメリカドルを介して他の通貨を売買しているのです。例えばオーストラリアドルやニュージーランドドルをクロス円で売買しようとした時にスプレッドが広い事に気が付きませんか。これは一度円をアメリカドルに交換した後それぞれの通貨を買っているのです。なので、ドル円の様に直接取引が出来る物に比べ手間が2度掛かる様な感じになっているのです。FXは全て電子取引で手数料が非常に安価になっていますが、外貨預金などを銀行の窓口で行うと非常に高価な手数料を取られてしまいます。FXの魅力はこういった点にも表れています。

・トレードしながら世界の経済活動を理解しよう

トレードも楽しいのですがせっかく世界の通貨と関わるのですから世界の経済活動を知ってみませんか。そうする事で自分がトレードする根拠にもなりますよね。さて、基軸通貨国には色々なメリットがあります。世界中でドル建ての金融商品が扱われていますがドルでこういった商品が購入出来れば為替リスクがない事になります。日本円でドルを買ってさらにドル建ての金融商品を買った場合、円高になってしまうとその価値が下がってしまいますよね。外国為替市場株式市場商品先物市場原油市場と非常につながりが強いのはそういった面もあるのです。それぞれの市場の値動きが激しい時は外国為替市場も大きな影響を受けるので注意しましょう。

FXの外国為替市場だけでなく、そういった様々な市場でも自動売買システムは導入されているようです。特にファンドや機関投資家などは365日24時間資産を運用しなければならない為、多くのストラテジストが戦略を立て、実際の取引は自動売買システムが行っているのが主流の様です。最近では個人投資家向けに使いやすくてコストパフォーマンスが高いシステムが提供されてきて人気を博しているようです。個人投資家向けとはいいますが、中身は世界中の有能なストラテジストが立てたトレードパターンが搭載されており高機能化しています。ぜひこういったツールも活用していきたいですね。

基礎

FX自動売買と年末相場の注意点について

いよいよ2013年も年末に差し掛かってきましたね。この頃よくFXブログ等でよく書かれている「年末相場」と言う言葉をご存知でしょうか。世界中のファンドはクリスマス休暇前には手仕舞をして相場から離れてしまいます。クリスマスから新年までの相場の事を「年末相場」と呼んでいるのです。

年末相場の特徴としては殆どトレンドが無い相場という点が挙げられます。世界中で流動している通貨の量が激減しますので、突然値動きが激しくなる事があります。よく「値が飛ぶ」とトレーダーの中で言われたりしますが、何のファンダメンタルズ要因もなしに値が動いたりするので初心者の方等は惑わされたりしないように注意しましょうね。

①裁量取引での年末相場

この流動性が下がった相場を利用してどこかの投機筋が自分の動いてほしい方向に相場を動かそうとしている事もある様なので、ある意味危険な相場だとも言えますね。裁量取引をしている方でもトレンドがない相場に自分のポジションを浸しながら新年を越すのも気持ち悪いと思いますので、筆者の意見としては年末は手仕舞をして過ごすというのがお勧めだと思います。

②FX自動売買システムでの年末相場

FX自動売買システムも高精度に相場のトレンドを分析してストラテジーにスコアを付けていきますので、流動性が低くてトレンドが殆どない様な相場に対してはあまり効果を発揮しません。その様な相場で付けられたスコア自体も信頼性が低くなります。過去の値動き等も人間以上に記憶して未来の予測を立ててくれますが、FX自動売買システムは現在はどんなトレンドなのかという事を予測しますので、トレンドが無い相場に対しては無力です。

以上①②ともに結論としてはクリスマス休暇前にポジションの整理をして手仕舞をする事が色々な面でメリットがあると言う事です。日本と違い、海外勢は1月2日より活動を開始しますので危険な年末相場を戦うよりもゆっくりと一年の反省をして新年からの戦略を立てる時間としてクリスマス休暇を使うのが良いと思います。

年末相場

FX取引をするにあたり、特に体力的な疲れは生じませんが、精神的にはかなり疲弊します。自分は大丈夫だと思っている方も、気付かないうちに少なからずストレスを感じていると思いますよ。私も何回か年末相場に参加しましたがあまり良い結果を得られた事がなく、勝てたとしてもあまり充実感はありませんでした。仕事もそうですがON/OFFのメリハリをつけた方がトータルでプラスに働きますので裁量取引・自動売買取引どちらもいったん止めて相場から離れ、一年の疲れをゆっくり癒す事が一番大切な事ですね。

基礎

自分のFXトレードスタイルとチャート分析

FX取引を行う上でチャート分析は必須ですよ」って書いてあるような情報誌を良く見かけるのですが、色々と複雑な解析方法を勉強してみても何故か利益に結び付かない事って多くありませんか。実は自分のトレードスタイルと使っている解析手法の条件がうまくマッチしていないのでそうなってしまうのです。

①自分のトレードスタイルが把握できていないあなた

FXを始めてすぐの方はやはり負けるのが怖くて、ポジションを保有した直後、利益が出たらすぐに利食いをしてしまったという経験があるのではないでしょうか。たぶん誰もが一度は経験があるかと思いますが、その時は勝てたとしても長い目で見たら必ず負けてしまうでしょう。長い人生の中で自分がFX取引だけで生計を立てていくという人は殆どいませんよね。自分のライフスタイルを振り返ってみてどんなトレードをしたいのか良く考えてみましょう。正しいとか間違っているという議論は置いておき、まずは理想を考えてみましょう。例えば「本業を持ちながら仕事の前に指値を入れておき、仕事が終わって見てみると全て約定している」とかって最高だと思いませんか。こんな風でも良いので、まずは自分が具体的にどうしたいか表現してみましょう。意外と自分でもどんな状態が理想なのかって、言葉にするのは難しい事ですよね。

②チャート分析は時間軸が長いほど信頼度が上がる

さて、あなたがどんなトレードスタイルを理想としているかは決まったでしょうか。個人の主観による物なので、あなたが正しいと思えばどんな事でも正しいので自身を持ってくださいね。ただし今回のコラムはチャート分析と言う事でお話をするので、どの位の時間軸でトレードをするかイメージをしてほしいと思います。チャートの解析手法は時間軸が長いほど信頼度が上がるのは統計的な話で当然のことなのです。私も初心者の頃よくやったのですが、1分足のチャートにボリンジャーバンド移動平均線を引いて解析しても全く信頼できないのに画面に張り付いて、「シグナルだ!」と言ってトレードしてしまっていました。

③短期売買なら自動売買も検討してみる

FX取引をやってみたいけど仕事が忙しくてチャートも見られないしポジションの操作もタイミングを逃してしまうという方は自動売買も考えてみた方が良いかもしれません。なぜなら自動売買であれば一年中休むことなくある一定の決められたルールで取引してくれるからです。ストラテジーだけを決めるだけで、実際の値動きを解析してくれるので人間が行うよりもよっぽど正確にトレードをしてくれます。自分でチャートの解析手法をマスターするだけでも何年も掛かりますので、そういった時間を節約する事が出来ます。ある意味、時間をお金で買っているという事にもなりますね。

この様にテクニカルな解析を行うには本人のスキルもありますし、相当な時間も要します。自分の理想のトレードスタイルを思い浮かべて最適な方法は裁量取引なのか自動売買取引なのか考えてみましょう。

基礎

為替(FX)をやる上で、人的ミスに注意するポイント

FX取引をする上で様々な人的ミスが発生する事がありますので注意しましょう。初心者の方が良く間違えるのはロングとショートを間違えたり、取引の通貨量を間違えてしまう等で、これは慣れれば殆ど間違えることはないのですが、だんだん慣れてきた後でも筆者が良く耳にする具体的なミスをご紹介いたします。

①大量のポジションを保有したまま指値注文をいれずに寝てしまい、大量の含み損を抱えてしまった

外国為替市場は株取引と異なり、24時間眠る事のないマーケットです。なので、ポジションを保有している場合は確定できる手段を講じていないと急激な変動があった場合に大量の含み損を抱えてしまうかもしれません。リスクとしては睡眠だけではなく、仕事で人と会ったりしている時や外出先で携帯電話の電池が切れてしまった時など自分の生活を見まわすと自分のポジションにアクセスできないシーンは山の様にあります。

このリスクの対策として、裁量トレードであれば必ずストップロスオーダーを入れた状態で保有すれば急激な変動にも対応できます。自動売買システムであればストップロス注文自体を入れ忘れるとい事もなくなりますね。

②損切りのタイミングを待っていたらどんどん含み損が増えてしまった

裁量トレードで良くあることなのですが、「こんな少しの含み損なら待っていれば戻るだろう」と思ってしまう人が良くいるようです。運が悪くトレンドの起点近くで逆のポジションを持ってしまうと含み損はみるみる増えていってしまうでしょう。FXをする上で人間の感情は最大のリスクと言ってもいいほど危険な物です。まだ知識も浅い初心者の方が相場の値動きについていけない様な時に起こる心理状態です。

このリスクの対策としてマイルールを作って置く事をお勧めします。最初のルールはプアーでもかまいませんので、少しずつ増強していきましょう。そうはいっても人間ですのでリアルタイムレートで自分の損益を確定する自信のない方は自動売買システムにチャレンジしてみるのも良いかと思います。

最近の自動売買システムは数百種類のトレードロジックが充実しており、現在の相場に合うロジックを選ぶのも非常に簡単に出来ます。実績のあるトレードを勉強しながら裁量トレードに挑戦する方も多い様です。

今回は2つの人的ミスをご紹介させて頂きましたが、FXに挑戦しようとしているあなたのライフスタイルを今一度確認してください。日常生活の中でどの時間帯にFX取引をするか、相場と向き合う時間はどの位とれそうか等を整理して総合的に裁量トレードをすべきなのか自動売買システムでトレードすべきなのか考えてみましょう。

基礎

FX投資はあくまで余剰資金でやる理由

FXだけでなく投資は余剰資金でやった方が色々な面で有利です。別に生活資金でやっても何ら問題はありませんが、余剰資金には有利な理由があるのです。

一番目の理由としては心理的な余裕が生まれる点です。もし、資金を失ったら生活できないという様な状態でトレードを行ったとします。おそらくそんな状態では少しでも含み損を抱えてしまうと後で元に戻りそうな相場であったとしても損切りをしてしまうでしょう。もし利益が出たとしてもまだまだ伸びそうな展開の途中で利食いをしてしまうのです。いわゆる利小損大のロジックその物で、長い目で見て100%勝つことは出来ないでしょう。

二番目の理由としては時間を見方につけることが出来る点です。例えば、あなたが大きなトレンドを掴み、まだまだ伸びそうなポジションを大量に保有できた時、生活資金では銀行の引き落とし等により将来性のあるポジションを確定して現金化しなければなりません。

FX取引をやっている中で大きなトレンドの起点近くで保有できたポジションほど頼もしい物はありません。多くの含み益をもったポジションがあればポジションを確定しなくてもそのポジションの含み益で新たなポジションを保有できる取引会社が数多くあります。この様なビッグチャンスを逃さない為にも時間的に余裕のある余剰資金で投資を行う事が望ましいのです。

三番目の理由として余剰資金で相場に参加している分には勝たなくても良いという点です。余剰資金であれば引き分けで良いのです。さらに様子見でトレードしなくても何ら問題はないのです。これが生活資金となると話は全く変わり、1円でも多く稼がなくてはなりせんし、万が一にでも負ける事は許されないのです。この心理状態でトレードに臨むと、リアルタイムチャートに一日中べったりと張り付き、ただ画面だけを見て過ごさなければなりません。こうなってしまうと、生活が成り立たなくなってしまいFXトレードをする意味がなくなってしまうのです。

余剰資金で行う3つの理由を述べさせていただきましたが、もうひとつ付け加えると余剰時間で行うというのも非常に重要です。人生お金がすべてではありません、家族と向き合う時間の方がよっぽど価値があります。

FX取引で時間を節約するのであれば、自動売買システムを有効活用してみたり、重要な経済指標の時だけデイトレードを行うなど色々な方法がありますので生活を豊かにするツールのひとつとして自分がどの様にFXをつかって資産を運用していきたいのか考えてみましょう。

ゆとり

基礎

トレードする上で必ず守らなければならない【損切り】の習慣を身につけ方

FXや株取引などでよく聞かれる「損切り」という言葉、これはトレードする人によって定義は十人十色です。どの位の資金を運用しているか、どの位の時間軸でトレードをしているか等によって損切りの金額やタイミングは大きく違ってくると思います。

「損切り」という言葉が示す意味は、早めに損を切って未来に拡大しない様な状態にするという事です。どんな人でも損切りはしたくない物です、なぜならその行為により、自分の損失が確定されて手持ち資金が減るのですから。

しかし、損切りほど大事なアクションは無いと言っても過言ではありません。多くのトレーダーが相場から撤退させられる一番の原因は損切りの失敗による物です。ストップロスを設定せずに含み損が拡大してしまったポジションを損切りする時はとても心が痛みます。できれば夢であってほしいと思う事もあるでしょう。

そういった事がない様に裁量トレードを行う際にはポジションを保有すると同時にストップロス注文を入れる習慣をつけましょう。しかし、そうしておいてもリアルタイムレートで自分の保有ポジションがストップロス付近まで来ると、もう少し下がれば戻るだろうと思い、ストップロスをさらに広げてしまったりするのです。その様な時に限って結局下げたストップロスの分まで綺麗に持っていかれてしまうのです。

この様に人間の感情はばらつきが非常に大きいので、マイルールを素直に実行してくれる自動取引システムは強力なアイテムですので情報を収集してみましょう。あなたが冷静な時に考えたマイルールは素直に実行すれば成果が出るかもしれませんが、実際に相場に参加してみると冷静な考えを保つことはなかなか難しいのです。

また、ストップロスを設定しているからと言って米国雇用統計などのビックイベントの前までポジションを放置しておくのは無謀としか言いようがありません。仮にストップロス付近で指標が発表されると、ボラティリティが高くなりスプレッドも拡大してしまう為、設定したストップロス以上の損益が出る可能性があります。

通貨イメージ

損切りの習慣とはそういったファンダメンタルズ的な要素で相場が大きく変動する可能性がある場合に事前にポジション調整をして置く事も含まれています。初心者の方はどんな経済指標があるのか、どのくらいボラティリティが高くなるのか分からない点があるかと思いますが、経済指標の発表日時はインターネットで調べればすぐに見つける事が出来ると思いますので、まずはポジションを持たない状態で指標発表時のチャートを観察してみる事をお勧めします。

上記の話をまとめると、自分に合ったストップロス金額を決めてポジション保有時に必ずストップロス注文を入れるという点、もうひとつは経済指標時のレートの動きを観察して指標発表時前に必要な損切りをするという点の2点ご紹介させて頂きました。参考にしていただき、習慣づけるようにしてみてください。

基礎

トレードで勝てる自分ルールの確立する方法

自分のルールを決めるという事はFX(外国為替証拠金取引)に限ったことではなく、何事にも当てはまる事ですね。ある一定の利益を目指す上で、利食いや損切りのタイミングをある判断基準により確定させる事は非常に重要になってきます。ここではその考え方についてご紹介していきたいと思います。

おそらく、何か目的があって自分の資産を増やしたいという事で始められる方が多いと思われます。しかし、いくら利益を出したいのかすぐに答えられない人が多いのではないでしょうか。

ルール

①    目標を設定してみましょう

自分のルールを決める第一歩として、「いつまでに目標とする利益を得たいのか」を決める事だと思います。そこからブレイクダウンして自分が1カ月にどの位トレードで利益を出して行けば目標が達成できるのかが分かってくると思います。含み益が出ている状態でも自分がいくら勝てば良いのか分からなければそのポジションを確定する事は出来ないでしょう。さらに、このポジションはまだまだ利益が伸びるなんて思っていると必ず含み損が発生し、その時点で狼狽売りをして必ず損をしてしまうのです。

まずは目標を明確に定め、その後に具体的なルールを設定していきましょう。

②    1回のトレードで得たい利益、許容できる損益を決めましょう

よく頭と尻尾はくれてやれと言われますが、それはトレンドのピークは誰にも分からないからなのです。為替相場は色々な要因で上下に動き、完璧にトレース出来る人はこの世の中に存在しません。なので、トレード毎に判断基準を自分で決めておかないといつ利食いをすればいいか分からず、勝機を逃してしまいます。

最初の内はさじ加減が分からないかもしれませんが、裁量トレードを行う際も必ず保有ポジションには指値注文を入れておき、少しずつ自分に合うペースを見つけましょう。

リアルタイムで裁量トレードをすると、どうしても感情が入ってしまうという方には、自動売買システムを使ってみるのも1つの手段ではないかと思います。

③    相場に向き合う時間を決めましょう

良く初心者の方がFXを始めたばかりの頃、デイトレードを行う為に徹夜でチャートを見ていたなんて話は珍しくありません。仮にそれで利益を得られたとしても人生で最も大事な「時間」をそこで浪費するのはあまりお勧めできません。自分がコントロールできない様な大きなポジションを保有してしまうと気になってしまい、仕事やプライベートでも結局時間を取られてしまいます。

FXの相場である外国為替市場は24時間動き続けます。世界各国の市場での値動きもそれぞれ異なりますので、自分に合った時間帯を探すのも非常に重要です。自分の得意な時間帯だけトレードしたりするのも良いかと思います。

トレードが上手くいかない時や、予想以上に利益が出せた時も少し相場から離れてみるのも1つのルールとして設定して良いかもしれません。

以上の様に筆者のお勧めする自分ルールを①②③と紹介させて頂きました。自分に合った具体的な判断基準を思いついたらノート等にまとめてましょう。

 

 

基礎

FXのレバレッジがもたらす長所と短所

FXに興味を持たれている方はご存知かと思いますが、FX取引会社ではレバレッジ取引が出来るようになっています。数年前までは最大で証拠金の400倍ものレバレッジを効かせて取引を行う事ができましたが、多額の損失を出す人が急増して社会問題にまで発展しました。それを受け、現在では最大でも25倍までしかレバレッジをかける事が出来ない様に法的に規制されてしまいました。(海外の取引会社では今でも高い倍率のレバレッジが選択できます)

小さな資産を大きく運用するという事で、資産形成層の若者や主婦の間でこのレバレッジ取引は人気を集めてきました。あまりに高いレバレッジが社会問題となったのは事実ですが、どんな物にも良い面と悪い面がありますよね。ではその長所と短所について平べったくお話していきたいと思います。

長所ですが何と言ってもセールストークの通りで、仮に100倍のレバレッジを使う事が出来ると1万円しか持っていない人があたかも100万円分の取引が出来るようになってしまうのです。何気なくニュースで為替レートが出ていますが、FXをやっていない人にとって昨日から何銭変化したなんて全く気にならないですよね。しかし、1ドル100円で買ったドルが101円になったとすると1万円では百円しか為替差益が出ませんが100万円では1万円と利益も100倍になります。

しかもレバレッジを使用する際に特別なお金は必要ありません。普通に100万円を調達しようと思った時、1万円しか持っていないとなると残りの99万円を借りる為には高い金利が必要ですが、レバレッジ取引にはそれがないのです。おそらく10人に聞いたら全員このレバレッジ効果を長所と挙げるのではないでしょうか。

さて、短所ですがこれについては色々とあると思います。特に初心者の方が感じるのは金銭感覚が麻痺してしまうという事だと思います。ポジションを保有してみて分かると思うのですが1万通貨分保有すると1銭レートが変化するとポジションも100円変化するという事はすぐにわかると思います。

しかし、だんだんポジションを殖やしていくと自分が扱っている金額が良く分からなくなってきます。レバレッジの倍率が高いほどその状態に陥りやすく、瞬間的に大きな変動があった場合に証拠金が不足してロスカットされてしまうのです。

長所と短所について一例を紹介しましたが、気をつける点についてまとめると教科書通り証拠金の管理をしっかりとしましょうの1点に尽きると思います。

投資ですからリスクはつきものです、しかしポジションを維持する為に必要な証拠金以外に余剰資金も取引会社の口座に入っていないと瞬間的な変動でポジションがロスカットされてしまい後から見て、損しなくても良かった相場だったというのも良くあります。相場は逃げる事はありませんので、チャンスの時に買い増し出来るくらいのスタンスで臨みましょうね。

基礎