自動売買ソフトにも当てはまる、FX取引と様々なリスク

FX取引にご興味がある方は、始めるにあたりFXってどんなリスクがあるの?って思ったりしますよね。もちろん自分の大切な資産を運用するわけですから気になるのは当然のことだと思います。リスクというのは良い意味悪い意味も含んでいますので知っておいて損はないと思います。

リスクと一重に言っても色々ありますよね、例えば利益が出過ぎてしまっても税金対策が不十分だと税金を多く取られてしまうリスクというのもあります。色々ありますが、今回はFX取引をするにあたって基本的な事にフォーカスしてご紹介していきたいと思います。

・FX取引の基本的なリスクを知らないあなた

FX取引を始める前に最も基本的なリスクを押さえておきましょう、下記の4つがまずは注意しておきたい項目になります。

①為替変動リスク、②流動性リスク、③信用リスク、④システムリスク

①についてはご説明も必要ないかと思います、要は為替の変動により利益や損益が出ると言う事ですので、みなさんはご存知ですよね。

②の流動性リスクというのはテロ自然災害、反応の大きい経済指標によるサプライズ、によって流動性が低下してしまいレートの連続性が失われたりする事で値が飛んだり、スプレッドが拡大したりする事です。利益を出したりする事も出来るのですが、値動きが激しすぎるのでこういった相場は避けるべきでしょう。

③の信用リスクというのは選んだ取引会社が倒産してしまい預けた証拠金が戻ってこない等のリスクの事です。法が整備される以前はかなりひどい取引業者があったのも事実です。顧客から預かった証拠金を取引業者が取引に使ってしまった挙句に損失を出し、証拠金が返ってこなかった方もいるようです。現在では金融庁により顧客の証拠金は会社の資金とは別の銀行で管理する様に定められているので大丈夫だと思いますが、海外の取引会社レバレッジが高く設定できるというメリットもありますが、日本の法律を遵守しているわけではありませんので気をつけましょう。

④のシステムリスクというのは取引業者や取引をするあなたのコンピュータ通信環境不具合が生じて取引が出来なくなってしまうリスクの事です。大きなポジションを保有したままこのシステムリスクに襲われた時は気が気でなくなってしまいますよね。取引業者のサーバーがダウンしてしまうのは自分ではどうする事も出来ませんが、自分がアクセスできる端末はPCやスマートフォン等複数の手段を持っておきましょう。

会社勤めの方であればシステムは正常だけど会議等でしばらく端末にアクセスできなくなるのも一種のシステムリスクと言えるでしょう。仕事中だと十分にチャート分析もできないので為替相場の方は自動売買システムを活用して自分の分身に働いてもらうのが良いのかもしれませんね。

リスク

基礎

FX取引と世界最大のロンドン市場

FX取引をされている方であれば外国為替市場は24時間眠らない世界最大の市場である事は良くご存知ですよね。一日におよそ300兆円もの金額が取引される外国為替市場の中で一番取引量が多いのがロンドンタイムのメイン市場であるロンドン市場です。FX取引をするにあたりこのロンドンタイムの特徴や歴史などを知って置く事は今後のトレードにも大きく影響してくると思いますのでご紹介したいと思います。

・ロンドン市場の特徴と歴史をしらないあなた

ロンドン市場が世界最大の市場である理由はいくつか挙げられます。歴史の方から先にご紹介させて頂くと、イギリスの通貨ポンドはかつての基軸通貨でした。第二次世界大戦後にアメリカドルに地位を奪われましたが今でも世界金融の中心はロンドンであると言われています。ロンドンの中心部にある金融特区シティ・オブ・ロンドン内はタックスヘブンと呼ばれ金融取引にかかる税金が軽減される地区が存在しています。ロンドンの中心部に世界の大手金融機関が軒を連ねるのはそういった理由があるからなのです。金融立国としての地位は大英帝国であった当時より現在に至るまで健在といったところでしょうか。

トレードルーム

さらにロンドン市場の特徴ですがオープンする時間帯がアジアンタイムの後半と重なり、経済指標の発表が多いニューヨークタイムの前半とも重なっている事からも値動きが大きい理由となっています。実際の値動きを見ていてもロンドンタイムが始まる直前になるとボラティリティが大きくなっているのがよく分かります。アジアンタイムの流れを引き継いだまま推移する事もありますし、ロンドンタイムを起点に反転する事もあり24時間の中でも非常に重要なタイミングとなっておりますのでトレードをしている時には注意しておきましょう。

ボラティリティの幅は日本時間の早朝から始まるウェリントン、そして東京、ロンドンと順番に大きくなってきます。これは取引量の大きさから決まってくる物で、FX取引をするのであればある程度値動きの大きいロンドンタイムを中心に行った方がサラリーマンの方は効率が良いかもしれません。仕事が終わって家に帰る頃に外国為替市場が一番大きく動くロンドンタイムが始まると言うのは恵まれていると考えた方が良いかもしれませんね。

自動売買システムを利用している方もロンドンタイムをメインに稼働させて利益を上げている方が多いと聞きます。流通量が多い市場ほど現在の相場トレンドが強く映し出される為、それにマッチしたストラテジーを選択する事で高い効果を得る事が出来るそうです。今回はロンドン市場をご紹介いたしましたが、各市場の特徴を整理しておくとトレードもしやすくなりますよね。

基礎

FX取引と米国雇用統計

FX取引をされている方であれば毎月第一金曜日の夜は米国雇用統計が発表される事はもちろんご存知ですよね。スキャルピングでトレードをする方であればこの日は飲み会に誘われて飲みに行ってもイマイチお酒に酔う様な気分ではなくなってしまいますよね。

私も初めて雇用統計をリアルタイムで見ていた時はどうしてこんなに大きく反応するのかよく分かりませんでした。通貨ペアにも寄りますが、ドル円で30~50pips、ユーロ円で30~80pips、ポンド円で50~100pipsくらい一瞬でレートが飛んでしまうのを何回も目にした事があります。数ある経済指標の中でマーケットの反応が一番大きいこの指標は一体どのような物なのかご紹介していきたいと思います。

IMPACT

・米国雇用統計の内容を知らないあなた

雇用統計は米国の労働省労働統計局により毎月発表される物です。FXの米国雇用統計というと通常、非農業部門新規雇用者数失業率を指し、この数値が市場の予想とどの位乖離しているかでマーケットの反応が事なります。この指標に市場が敏感なのはアメリカは比較的経済環境の変化が雇用者数の増減に現れやすかったり、FRBがコントロールしている金融政策に影響を与える指標だからです。日銀と違い、アメリカの中央銀行であるFRBは失業率の目標値を定め、それに対する金融政策を行っていくミッションが課せられています。

・非農業部門新規雇用者数

非農業部門において前月よりどの位新規に雇用者が増加したかを表しているのがこの指標です。この値はアメリカ中にある30万以上の事業所を対象として調査を行う為、民間の調査よりも信頼性が高いとされています。民間企業が発表する雇用指標としてADP全国雇用者数という物があり、雇用統計の2日くらい前に発表されますが実際の所、相関がある様で無いというのがトレーダーの印象です。ADP全国雇用者数を見て雇用統計を予想すると言うのはやめておいた方が良さそうです。

・失業率

失業率はどの様に調査されているかというとおよそ5万世帯の家計調査からデータを集計しているそうです。また、失業者の定義も国によって異なっており、日本では仕事をしようと思えばいつでも仕事に就く事が出来るが仕事が無い状態とされている一方、米国では休職している人と4週間前から職探しをしている人のうちすぐに仕事があればすぐに就く事ができる人という定義となっています。

非農業部門新規雇用者数は凡そ前月比で15万人以上あれば雇用回復の目処となっている事を頭に入れておきましょう。失業率に関しては現在の景気よりも遅れて反映される特徴を持っている事を覚えておきトレードをしてみましょう。

基軸通貨国の特徴

こんにちは、FX取引に興味をお持ちの方であれば世界の基軸通貨アメリカドルである事はもうご存知ですよね。世界中で取引されるアメリカドルの量は準基軸通貨であるユーロ倍以上もあり、一際突出しています。また、世界各国の中央政府が外貨支払いの為に準備している外貨準備高もユーロ、円を引き離して首位の座をキープしています。OPEC(石油輸出国機構)加盟国では石油取引にもドルが決済通貨として使われていますので、世界の共通通貨と言っても過言ではありませんね。

世界中の金融商品の多くは基軸通貨であるドル建てで購入する事が出来ます。この時、基軸通貨国であるアメリカには為替リスクという物が無いという事をご存知でしたか?私達日本人がドル建ての金融商品を購入するとアメリカドルを買う時と売る時でレートが異なると得をしたり、損をしたりする為替リスクが発生しますがそれが無いのです。日本の輸出企業で特に車関係の会社ではドル円のレートが1円変わるだけで2000億円も利益が変動する会社もあるそうで為替リスクというのは企業の業績をも左右する重要なファクターなのです。

例えばアメリカが無秩序にドルを大量に刷って発行してしまうと、ドルの価値が下がり、自国通貨に換える必要がある人達の資産が目減りしてしまうので、基軸通貨国には通貨の安定と秩序が求められるのですが、サブプライムローンリーマンショック等の金融危機に瀕した際には他の人の事などお構いなしにドルを刷りまくって市場に出回るドルの量を短期間で3.倍にまでしてしまったのです。そうする事でマーケットに潤沢に資金を供給して金融機関等が困らない様にしてアメリカは復活を果たしたのですが、周りの国にとってはいい迷惑でした。

特に日本は過去最安値を更新する強烈な円高に見舞われ、日本の輸出企業は瀕死の状態にまで追い詰められました。日本からの輸出した車が円高により価格が上昇してしまい、アメリカで売れなくなり、逆にアメリカから輸出された車はドル安の為、安くなりGMやフォードなどの車会社は過去最高益を達成しています。こうしてみると金融危機を引き起こした国が豊かになり、周りの国々が迷惑を被っているのが納得できない感じがありますよね。

こういった金融危機を振り返ってみると基軸通貨国の強みが発揮され、落ち込むのは一時的でその後復活するという方程式の様にも見えますね。問題を起こしたはずのウォール街の人々は超高額なボーナスを貰っていると言いますから世の中誰が正しくて、誰が悪いのかも良く分からなくなってきますね。

基礎

投資とインフレリスク

「投資」というとあまり馴染みのない方は「損をするぐらいなら貯金をしておく」というと言う方も多いのではないでしょうか。確かに投資にはリスクが付き物ですから上振れすることも下振れする事もありますよね。なので、そういったリスクを取りたくない方は無理に投資をする必要はないかと思いますが、現在の日本がデフレからインフレに変わりつつあるとしたらちょっと考え方を見直す必要があるかもしれません。

・インフレリスクを知らないあなた

これまで日本はバブル崩壊以降、デフレスパイラルという現象により20年近く物の価値が下がり続けるデフレ状態になっていました。デフレ状況下ではお金の価値がどんどん上がって行きますので100円ショップなどの安い店で多くの物を買う事ができ、ちょっと得した気分になったりしますよね。しかし、私達のお給料右肩下がりになって行きますのでいつまでたってもあまり貯金もできずと言った方が多いのではないでしょうか。

現在、アベノミクスによりデフレ脱却の為に様々な政策が取られています。これが成功してインフレになった時のリスクを想像したことがありますか?

インフレとは物価が緩やかに上昇していく状態を示しますが、それに伴い私達の給料も上昇するはずです。この点については問題ないのですが、現在私達が持っている貯金(現金)はインフレになる事で価値が目減りしてしまうのです。

つまりデフレ時の貯金(現金)はインフレに備えて別の「物」に形を変えておかないと価値が下がって行ってしまうのです。

そんな簡単にインフレになるはずが無いと思うかもしれませんが、つい一年前までの円相場はドル円で最安値を付けたばかりだったのに2014年1月現在は105円まで上昇し、ユーロ円に至っては100円を切っていたのが140円と4000pipsも上昇しています。円安になった時には輸入コストが増大しますので私達が身近に感じるのはガソリンや石油製品が高くなっているという事ですね。最近では灯油も1リットルあたりの単価が100円を超えたりして家計を圧迫しています。

インフレかどうかを判断するのはこういった為替相場に直接影響を受ける物価は含まれてはいないのですが、実際に私達の生活必需品であるので物価は上昇しているという実感ですよね。このように、デフレ時に一生懸命働いて貯めたお金もインフレになると価値が下がってしまうのでインフレリスクに対する防衛策も少しずつ考えておいた方が良いと思われます。

FX取引外貨預金同様インフレリスクに対する有効な防衛策となります。色々な取引会社があり、簡単にデモトレード等が出来るようになっていますので体験してみると非常に興味深いと思います。仕事が忙しくて時間が取れないという方は自動売買システムもお勧めです。最近の自動売買システムサポート体制がかなり充実しており初心者の方でも十分に使いこなす事が可能です。レバレッジを利かせれば少ない資金から取引可能ですので、これをきっかけに自分なりのインフレリスク対応策を考えてみてはいかがでしょうか。

基礎

FX取引(自動売買)と円高の原因について

こんにちは、最近では円高という言葉もあまりニュースで見かけなくなってきましたね。アベノミクスが始まる民主党政権時代は何をやっても円高が止まらず、伝家の宝刀である為替介入を幾度も繰り返し行いましたが、結局は一時的な物に留まり円高の深刻度はさらに増してしまいましたね。

今となってはドル円は104円台(2014/1現在)まで円安方向に振れてきていますがそもそもこの円高ってなぜ起きたのでしょうか。FX取引をされている方であれば今回の円高の原因を知って置く事で今後も有利にトレードを進める事が出来ますのでご紹介していきたいと思います。

・円高の原因を知らないあなた

ドル円の過去最安値を更新するまでに至った強い円高トレンドが起こった原因はいくつもありますが今回はそのひとつである円キャリートレードの解消についてフォーカスしてみましょう。

日本はバブル崩壊以降、デフレに悩まされて日銀は政策金利ゼロに設定して今日に至ります。しかし、お金を借りても殆ど金利がつかないのに誰もお金を借りて新しい事に挑戦したりする企業が現れなかったのです。その結果なにが起こったかというと金融市場に金利の安い円が姿を変えて新たなバブルを作り始めたのです。つまり金利の安い日本円を借りて金利の高い通貨に投資したり、株や不動産等の他の金融商品へマネーが流れていったのです。こういった全体像をまとめて円キャリー取引と呼ばれていました。日本の景気はデフレの為にあまり振るいませんでしたが、アメリカの不動産バブル等には円キャリー取引が多く使われていたそうです。

しかし、そういった事ができるのも景気が良い時のみでサブプライムローンを発端に起きた信用不安があらわになると、そういった円キャリー取引の様なリスクの高い行動は一気に収縮します。つまり海外旅行に行っていた日本円が一気に日本に回帰してきたのです。外国為替市場においては2007年後半ごろからこの円高トレンドはくっきりと姿を見せ、当時は250円もあったポンド円は最安値で100円近くまで下落しました。実に約15,000pipsもの下げ幅を記録し、もしこれほどの下落を予測出来ていたならばもの凄い利益を得る事が出来ていたでしょうね。

上昇相場よりも下落相場の方が短時間で急激に変化します。こういったトレンドをいち早くつかむ為には裁量取引だけでなく自動売買取引ツールを上手に活用する事もひとつの手段です。初心者の方でもプロ並みの解析が簡単にできるようになっており、分からない事はすぐにサポートが対応してくれるようです。次の下落相場を確実に捕まえ、大きな利益を目指して頑張りましょう。

基礎

FX取引とクロスレート

FX取引にご興味をお持ちの方は「ドルストレート」とか「クロス円」という言葉を聞いたた事がありませんか。FX取引は相対取引ですのでよくドル円とかユーロ円等と2つの通貨が併記されて表されていますよね。FX取引会社に口座を作ったとしてもこういった通貨ペアの意味は解説されていませんので知らない人は知らないままで終わってしまうかと思います。また特に知っていないとトレードが出来ない訳ではないのですが、知っておいた方がより有利かと思いますのでご紹介したいと思います。

・クロスレートの意味を知らないあなた

ドルを介していないユーロ円やポンド円などの通貨ペアのレートをクロスレートと呼びます。一見2つの通貨だけでレートが決まっている様に見えますが、外国為替市場では各通貨の基軸通貨(アメリカドル)に対するレートを介して掛け算や割り算されて決まっているのです。という事は例えばユーロ円のトレンドを分析する際にはユーロドルの傾向も見ておいた方が良い事になります。今回は分かりやすく具体的な例をもとにしてどの様にレートが計算されているか見てみましょう。

・ユーロ円の計算方法

例えばある時点のレートが下記の様になっていたとします。

ドル円(USD/JPY)・・・100円、ユーロドル(EUR/USD)=1.2ドル

ユーロ円=ドル円×ユーロドル=100×1.2=120円

という風に計算されるのです。

なので、3大通貨であるドル・ユーロ・円の強さのバランスを見た時に,例えばユーロがドル対して下落し、さらにドルが円に対して下落するとドル円(USD/JPY)とユーロドル(EUR/USD)の掛け算であるでユーロ円は大幅な下落を起こしてしまうのです。世界金融危機の時は円>ドル>ユーロの様な力関係になっておりましたので、実際にユーロ円は暴落しました。

実体経済の方でもヨーロッパの方に輸出の比率が大きかった日本企業は世界金融危機の前後でレートが1.5倍くらい変わってしまったので収益が少なくなってしまい業績が伸びませんでした。逆にヨーロッパの輸出企業はこのユーロ安で大幅に利益を伸ばし、その面だけを見ると債務危機を起こした国の企業の方が得をしたようになってしまい何とも不思議な感じですね。

この様に外国為替市場では基軸通貨であるアメリカドルを中心にレートが決められているという事を念頭に置いてトレンドを分析しましょう。特に自分が取引している通貨ペアがドルに対してどの様な値動きをしているかも大事だと言う事ですね。

crossrate

基礎

FX取引の利益と税金【自動売買編】

FX取引において利益を得ることは非常に重要な事なのですが、法律で決められている税金を納める事も非常に重要ですので注意しましょう。ひとまず覚えておかなければならないのは年間の利益が20万円以上あった年度は確定申告により納税の義務が発生する事です。時々世間を賑わすのはFX取引で数千万円から数億円利益をあげておきながら、脱税で検挙されてしまい結果的に追徴課税により殆どの利益を奪われた上に社会的な地位も失ってしまう方です。高額になればなるほど納税金額は大きくなりますので払いたくない気持ちになってしまうかもしれませんが、金融庁は個人投資家の脱税検挙に力を入れており、どの取引会社も金融庁に認可を受けて営業をしていますので絶対に逃れることは出来ないのです。

・改正された税制を知らないあなた

2012年1月よりFXに関連する税制が変更された事はご存知でしょうか。以前はFX取引をする際にはくりっく365以外の店頭FX取引会社で得た利益はその人の収入に応じて最大50%もの税率がかけられてしまっていました。このタイミングで店頭FX取引会社にもくりっく365と同じ申告分離課税が適用される事になり、誰でも税率が一律20%となったのです。これは高額所得者にとっては非常にうれしい内様ですよね。くりっく365の取引会社はトレードツール・サービスなどが店頭取引会社と比べて見劣りがちでしたが、この改正によりすべて同条件となります。

さらにうれしい事に損失額の繰り越し控除が最大3年間有効になる点です。例えば前の年に100万円の損失が発生したが今年100万の利益が出たとしたら今年の課税対象額は差し引き0円となり確定申告の必要はありません。この改正以前は出来なかったので非常に悔しい思いをしたトレーダーも多かったかと思いますが、これからは3年間のスパンで税金対策をしていけばよいので利益がさらに伸びそうなポジション等は年度をまたいで持っていたりしてもあとで調整が出来るようになりますね。

・損益が合算できる商品も

これまでFX取引とバイナリーオプションなどは別々に損益を確定してきました。FXで負けていてもバイナリーオプションで勝っていれば差し引きがマイナスでもバイナリーオプションで得た利益分は納税しなければなりませんでした。今回の改正ではこういったデリバティブ取引の商品とFXの損益を合算して課税対象額を決めますので、トレーダーが利益をあげやすい環境が少しずつ整ってきていると言えますね。

さらに複数の取引会社を利用していても全て合算する事が可能ですので計算する時には間違えない様に注意しましょうね。せっかく頑張って得た利益ですので、最低限の税制を覚えておきましょう。

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FX取引(自動売買ソフトも含め)と窓開け

FX取引にご興味を持たれているみなさんはすでに窓開けという現象をご存知かもしれませんね。窓開けとは週末金曜日の終値と月曜日の始値のギャップの事です。通常特に何もなければそれほど乖離したレートにはならないのですが、週末に大きなイベント等があったりすると通貨ペアにもよりますが100pips以上も終値より乖離したレートで始まる事があります。

外国為替市場の24時間リレーは金曜日のニューヨーク市場で終わり、月曜日のウェリントン市場で始まりますが、日本のFX取引会社は月曜日のウェリントン市場が始まる朝4時くらいは取引する事が出来ない所が多いです。日本のFX取引会社は朝7時くらいからしかシステムが稼働していないのでポジションを持ち越している方は窓開けが起こってしてしまってもその3時間くらいは何も手出しが出来ないのでヒヤヒヤ物ですよね。

・窓開き後の値動きを知らないあなた

窓開きに対応する言葉として窓閉めという言葉があります。これは月曜日の朝に乖離したレートが金曜日の終値まで戻る事を表します。トレーダーの中にはこの現象を利用して利益を得ている方も多いそうです。この窓開きという現象が窓閉めをする確率はかなり高いと言われていますが100%ではありません。また、どのくらいの時間で閉めるかというのも定義はされていませんが、殆どの窓が閉まると言われています。

FX取引は売りか買いの2択で何も考えなければ勝率は50%となりますが、実際には値動きに翻弄されてしまいFX取引で勝ち残れる人は1割と言われています。重要な経済指標も強いのか弱いのかは蓋を開けてみなければ分かりませんし、値動きも荒い為勝率は非常に低くなってしまいます。まるで回転している船のスクリューに手を入れる様なものですね。

・窓閉めでうまくトレード出来ないあなた

普段チャートを見慣れている方は当たり前の事かも知れませんが、雇用統計などの重要指標の発表時を除いてレートの値が突然飛ぶことはありません。つまり、月曜日の窓開けという現象は普段の値動きと比べてかなりレアなケースと言えます。その為、その後の値動きも激しく裁量取引でトレードして利益を得る為には資金的にも時間的にも十分な余裕を持って行いましょう。自動売買システムでは窓開け後の値動きをうまくトレースして利益を出せる物が出てきているようです。窓開けは一度窓を閉め、その後窓開け方向にトレンドが発生していく事が多く、FX取引をする人にとってはチャンスポイントでもあります。ツールを使って効率的に利益を狙ってみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。

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FX取引における高金利通貨・オーストラリアドルの特徴

・オーストラリアドルを買う前に知っておきたい事

高金利通貨として有名なオーストラリアドルですが 皆さんはオーストラリアがどのような国なのかご存知ですか。いわゆる資源国と呼ばれ、とくに天然資源である石炭鉄鉱石などが有名です。輸出国である日本もオーストラリアからの鉄鉱石で鉄を作り、さらには自動車等の付加価値のある製品が出来るのです。高金利通貨もブラジルレアルや南アフリカランドなど色々とありますが、それらの国々と比較して特徴的なのがオーストラリアの経済成長は過去十年以上も右肩上がりに成長が続いています。その経済成長の理由は中国の経済成長と合わせて大きくなってきた事が主な要因です 。なので最近ではオーストラリアの経済指標よりも中国の経済指標との相関が高く、ポジションを保有しようとしている方はそちらの方もウォッチして置く事をお勧めします。

・なぜ高金利なのか知らないあなたへ

FX取引でも非常に人気の高いオーストラリアドルですが、 その人気の理由は高いスワップ金利です。裁量取引であろうと自動売買システムであろうとこの高金利の恩恵は受ける事が出来ます。この点についてはFXに興味を持っている方なら殆どご存知かもしれませんが、ではなぜオーストラリアは高金利政策を取っているのかご存知でしょうか。

主に高金利通貨の国々はインフレ抑制の為に政策金利を高めに設定します。つまり物価を抑制する為なのです。オーストラリアの高金利政策もこれが主な理由なのですが、なぜ物価が高いのでしょう?

その謎を紐解いてみると非常に興味深い点がいくつもあります。オーストラリアは非常に大きな国土持っていますが、オーストラリア大陸の真ん中のあたりは殆ど人が住んでいないのです。人口の分布は非常に偏っていて海岸付近に住んでいる人が人口の9割以上なのです。オーストラリア大陸の中心部は砂漠化していて人間が住むには非常に過酷な環境なのです。

オーストラリア

この人工分布から分かる様に、オーストラリア内の移動は非常に不便です。国土を横断するような道路が無いので北から南にいくにはぐるっと海岸線を回って半周しないといけないのです。 このことから お気づきかもしれませんが オーストラリアの物流というのは非常にコストがかかってしまうのです。なので物価が高くなり、人間の移動にもコストがかかりますのでサービスも高くなってしまうのです。当然海岸近くの地価も上昇してしまい、そこに立てたビルのテナント料も高くなるという物価上昇しやすい環境だと言えます。

この様に、FX取引をするにあたりただ通貨だけを取引するのではなく、通貨国の経済構造を知っておき、ニュースを見た時にそれが取引している通貨の値動きにかかわってくる情報なのかどうかを見分けられる様にしておきたいですね。

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